ディーバ Blog

大阪発 C#の会社、株式会社ディーバの Blog です。

ディーバはフレックスタイム制になりました

青柳 @ShinichiAoyagi です。

ディーバ は9:30~18:30(昼休憩1時間)でした。遅刻早退の場合はその時間分だけ給与から引かれます(有給を充てることは可)。前社長から引き継いだ時点では遅刻3回で1日欠勤扱いといったペナルティがあったんですが、今はペナルティはなしにして純粋に時間分だけ少なくなります(ちなみに、1分の遅刻でも半日分までは減額することができます。ただし、ペナルティとして減額できる合計金額は月給の1/10までです。という規定が労基法にあります)。

というのが2018年2月まで。

2018年3月からはフレックスタイム制に変更しました。
1ヶ月の労働時間計が必要時間になっていればそれでいいという形です。

  • 1ヶ月の必要労働時間は「平日日数×8時間」で計算する。平日というのは土日祝と夏季休暇・年末年始休暇を除いた日のこと。
  • 標準の勤務時間は9:30~18:30。別にきっちりじゃなくてもいいけど、特に理由がないならこの時間帯に仕事する感じで(コアタイムとかではなく単なる目安)。
  • 業務に支障がない範囲で自由に始業時間・終業時間を変えてOK。ただし事前に連絡を(Slackに書いといてくれればOK)。
  • 休憩時間は1日6時間を超え8時間以内のとき45分間以上、8時間を超えるとき1時間以上とする。これは労基法の規定なのでこれより下回ってはダメ。休憩は労働時間には含まない。
  • 休憩時間が上記より多いのはOK。なので「12時から3時間休憩にして役所行ってきます」とかもOK。Slackに一言書いて。
  • 原則として1日に10時間を超える労働はダメ(休憩時間を除いた時間が10時間まで)。
  • 22時~翌5時の勤務(深夜勤務)も原則ダメ。
  • 最低でも1週間に1日は休日にすること(毎週、日~土のどこかは休む)。
  • 有給休暇は1時間単位で取得可能とする。「今月2時間足りないので有給を2時間だけ使う」とかって使い方もOK(けど、無駄に有給使わなくていいようにうまく調整してほしい)。
  • 原則として残業は禁止。働きすぎないようにうまく調整を。

いちおう、「毎日10時間働いて週休3日にする」とか、「月~木は10時間勤務、金~月は4連休、火~金は10時間勤務、土日は2連休、、、という風に4連休と2連休をローテーションする」とか、そういうのもやってみたい人がいれば今のところはOK(労基法的にも平均8時間/日を超えなければ問題ないはず)。けど、毎日10時間勤務(休憩込みだと11時間)でパフォーマンスが落ちるようならちょっと考えるかも(「3日以上連続で8時間以上勤務はダメ」にするとか)。

これでディーバは服装は自由、時間はフレックスとなりました。次はどこででも働けるようにしていかなくちゃと思ってます。これもすでに一部は在宅で作業したりしていますがもう少しきちんと考えなくちゃいけないことが残ってますので。

裁量労働制と高度プロフェッショナル制度

裁量労働制はデベロッパーは対象外(ゲームデベロッパーやSEは対象ですが)、高度プロフェッショナル制度はまだ法案が可決してない(可決されても特定の業務、かつ、年収1,075万以上とかそんなのだし)、とそもそも使えないんですが。。。

仮に使えるとすればこういった時間縛りのない働き方もアリだとは思っています。むしろ開発系の仕事にはそういった働き方の方がむいているんじゃないかと思います。しかし、それをするには会社側からきちんと何をすべきなのかを提示し、そしてその結果が正しく求めたものになっているかを評価する、といったことが絶対に必要です。それなしだと何をいつまでにどれだけやればいいのかわからないので裁量もへったくれもなくなってしまいます。マイクロソフトなどんかがやっているような各自のジョブディスクリプションを明確にしてそれを評価するっていうやつですね。しかしこれをやるには相応の体制が必要です。なので思いつきで導入できるような制度ではないと思っています。けどいずれはこういった制度も取り入れられるように考えてはいきたいですね。